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■ イーサネット

イーサネットとは

イーサネットとは、LANの中で現在広く利用されている技術です。
量販店などのパソコンコーナーで[LANケーブル]という名前でケーブルが販売されていますが、
LANケーブルを通じて通信を行う際に、イーサネットの技術が使われています。
無線LANなどもLANで使用される身近な技術ですが、イーサネットは有線のLANのことを指します。

イーサネットのトポロジ(接続形態)

トポロジとは、ネットワーク機器同士の接続形態のことです。
つまり、それぞれの機器が、どのように接続されているかという事を意味します。
イーサネットのトポロジで代表的なのには、以下のものがあります。

■バス型
中心を通る1本の同軸ケーブルを分岐させ、その先に機器を接続する接続形態です。
ケーブルには同軸ケーブルを使用し、分岐する場所にはトランシーバと呼ばれる分岐装置を使用します。
現在では、このような接続形態をみかける事はほとんどありません。


■スター型
ハブと呼ばれるネットワーク機器を中心に、機器を接続する形態です。
1本のケーブルを分岐させるために使用する機器で、[USBハブ]や[スイッチングハブ]といったものがありますが、
これらの機器を使用して分岐させた状態が、スター型トポロジです。


■リング型
リング型トポロジは、円を描くように機器を接続する形態です。
その他のトポロジと違う点として、機器間のケーブルが切れたとしても通信が継続できるという利点があります。